2月25日(日)放送のテレ東BIZ「知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~」で取り上げられるのは株式会社紀文食品!
聞いたことあるけど、なんの会社だっけ?
という方もいらっしゃるかと思います。
紀文食品は「練り物」で国内シェアNo.1の会社です。

なぜ今紀文食品が取り上げられるのでしょうか?
堤社長の貢献が影響していそうですよね!
今回はその話題の紀文食品で2019年に代表取締役社長に就任された堤裕氏に迫ってみたいと思います。
堤裕社長のプロフィール

名前 | 堤裕(つつみひろし) |
生年月日 | 1956年7月12日 |
年齢 | 66歳(2023年2月時点) |
出身地 | 静岡県湖西市 |
座右の銘 | 感謝即実行 |
役職 | 代表取締役社長・COO |
堤裕社長の経歴
- 1980年3月:慶應義塾大学経済学部卒業
- 1980年4月:株式会社紀文食品入社
- 1996年3月:海洋食品㈱出向
- 2005年2月:株式会社紀文食品 営業本部商品開発部長
- 2006年9月:総務本部副本部長兼総務部長
- 2007年6月:取締役総務本部長兼総務部長兼法務部長
- 2010年6月:常務取締役マーケティング室長兼新規チャネル開発部長
- 2011年4月:常務取締役秘書室長兼人事総務室長
- 2011年6月:取締役兼常務執行役員秘書室長兼人事総務室長
- 2015年4月:取締役兼常務執行役員秘書室長兼人事総務室長兼オンライン事業部長
- 2016年4月:取締役兼常務執行役員秘書室長
- 2016年6月:取締役兼専務執行役員秘書室長
- 2017年4月:取締役兼専務執行役員第二グループ統括室長
- 2017年12月:代表取締役社長第二グループ統括室長
- 2018年2月:代表取締役社長秘書部担当兼お客様センター担当
- 2019年4月:代表取締役社長・COO(現任)
- 2021年4月:東京証券取引所第一部(現東証プライム市場)に株式上場
紀文食品の取締役の年収は?
訂正有価証券報告書-第84期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)を参照したところ、以下のように設定されているようです。
取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)の固定報酬総額:
¥286,680,000(2億8668万円)
現在の取締役が7名いらっしゃいますので、取締役の平均の報酬額は。。。
取締役の平均報酬額:¥40,954,286(約4千万円)
個別での報酬額は分かりませんが、大体このような額になるのではないでしょうか。
さすが大企業の取締役の報酬といったところですね。
また、堤社長の保有株式数は「44,290株」とのことです。
現在(2023年2月24日)の株価(969円/株)に換算すると・・・
紀文食品株としての資産:¥42,917,010(4,291万7,010円)
かなりの資産を所有されているのが分かりますね。
堤社長が紀文食品へ与えた影響
経歴を見ると順風満帆に思える堤社長ですが、海洋食品へ取締役社長として出向していた際、
現会長である当時の社長に激怒されたことをきっかけに「自分の役割が何なのか?」を常に考えるようになり、
以下のようなこと果たしてきました。
- 社員の意識改革のために挑戦し続けることの大切さを伝え続けている
- 業界先駆けのチルド物流
- 食の欧米化に合わせたアレンジレシピ
- 時代の流れを意識した健康志向食品の開発
- グローバル化を目指した東証一部上場(現東証プライム市場)
これからは一度失敗している海外進出を果たし、約1000億円の売上を5000億円にする目標を掲げているようです。
海外進出を重要視する一方、日本の伝統を守ることにも注力しているようです。
社内にはおせち専門の企画開発部署があるようで、おせちを作るということからおせちを買うという文化のシフトチェンジを行ったのも紀文食品ということのようです。
堤社長の座右の銘の真意とは
「感謝即実行」堤裕
みなさんからお客様も含めて、多くの方からいいことをしてもらった、役に立ったという気持ちが湧いたらですね、そのことをちゃんとお返しをするということ、それが「感謝即実行」。
買っていただいているお客様がいて、初めて我々は商売ができる。そして一人ひとりの社員が生活できるということですので、お客様にも「ありがとう」という気持ちを忘れてはいけないだろうと思います。
そして、絶えず嘘のない商品をご提供し続けるということ。
引用:カンブリア宮殿
お客様へ感謝し続けるということが重要とのことで、この座右の銘を掲げられているようですね。
どのようなビジネスでもお客様あっての商売ですからね!
まとめ
創業家から社長を引き継いだ堤氏は素晴らしい経営手腕で業界ナンバーワンを守り続けてきました。
生産量が減少し続けてきている水産食用加工品業界で今後どのような戦略を取られるのか、
注目していきましょう!
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