2023年2月17日にJAXAによる国産ロケットH3ロケットの打ち上げが中止となりました。
この打ち上げ中止に伴い、記者会見を行ったことが記憶に新しいかと思います。
色々と物議を醸した記者会見となりましたが、
今回はJAXA側から応対した岡田匡史氏について掘り下げていきましょう!


岡田匡史氏のプロフィール

名前 | 岡田匡史(おかだまさし) |
生年月日 | 1962年4月〜1963年3月 |
年齢 | 60〜61歳 |
出身地 | 愛知県知立市 |
愛知県出身。15歳の頃にサターンVの打ち上げ映像を観て、ロケット開発を目指す。種子島、ロケット開発プロジェクト、技術企画部門などを経て、現職。学生時代はハンググライダーを少々。週末はピアノ、ジム、料理などでリフレッシュ。座右の銘は「悠々として急げ」。
引用元:JAXA’s 84号
座右の銘は作家の開高健の言葉のようです。
「急がば回れ」ではなく「悠々として急げ」とするところに人柄が現れている気がします。
ロケット開発では成果を出さなければならないです。
しかも可能な限り早く行う必要があるため、「回れ」では遅れてしまいます。
そのため急ぐ必要はありますが「悠々と急ぐ」いう気持ちがロケット開発には大事なのかもしれませんね。
岡田匡史氏の学歴
- 1981年:東海高校卒業
- 1981年:東京大学工学部航空宇宙工学科進学
- 1989年:東京大学大学院工学系研究科航空学専攻修士課程修了
- 2008年:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科進学
- 2010年:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了
宇宙関連のキャリアを進むには十分と思われる東京大学の航空宇宙工学科へ進学されており、
大学時代からロケットに魅せられたの人生を送られているという印象ですね。
もちろん幼少の頃から勉強はできたのではないでしょうか。
岡田匡史氏の経歴
岡田氏の経歴としては以下のようになります。(引用:大正製薬のインタビュー記事より)
- 旧宇宙開発事業団(NASDA)角田ロケット開発センター
- 種子島宇宙センター(ロケットエンジン開発試験担当)
- H-IIAプロジェクトチーム等で液体ロケット開発
- システムズエンジニアリングや宇宙輸送系計画の担当
- 2015年4月よりJAXA宇宙輸送技術部門 H3プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
もちろん経歴はロケット開発尽くめですね!
こういう方がロケット開発を行っていくことが日本の将来の宇宙開発に繋がりそうです。
岡田匡史氏が統括しているH3ロケットプロジェクトについて
岡田氏はJAXAのウェブサイトにて以下のようにコメントしています。
また、岡田氏は打ち上げ中止を受け、記者団に以下のようにコメントしています。
ネットの意見では以下の様なコメントが寄せられています。
人命が失われたとか、これで国家の名誉が地に落ちたとかじゃないわけですよ。なのに、絶句して涙を滲ませて悔しがる。本当に難事業に対して真摯に頑張ってきたんでしょう。結果に関して、計画通りにいかなかったのは何かしら至らなかった理由があるのでしょうが、これだけ必死に頑張っているのに、執拗に失敗だと烙印を押したがるのは悪意以外の何物でもない。頑張って次の成功に繋げ、信頼性を上げて世界トップクラスの実力をつける。H2までの実績として実際に成し遂げてきたことですし、今プロジェクトはまだ初号機の第一歩です。応援しかできませんが、頑張ってください。
上空で爆発する可能性もあったが、安全装置で何とかなってよかったです。 一般的じゃない、汎用性があるものではないロケットの最新版で中止の理由も素人にわかりやすく説明するのも難しいのではないか。先週も打ち上げたH2のように何度も成功しているものではないので、3月上旬に打ち上げができればいいです。
まとめ
今回打ち上げは中止となってしまいましたが、次の打ち上げは問題なく進み、
日本のロケット開発も世界をリードしていけるよう応援していきましょう!
今後のJAXAの岡田匡史氏の活躍に期待しましょう!


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