今回、今話題の植田和男氏の経歴や学歴についてまとめました。
2023年4月9日より、日銀総裁に植田和男氏が就任されることが報じられました。
これまで日銀総裁は黒田東彦氏が10年間務めていましたが、
植田和男氏に後を任せる形となっています。
日本経済の中心人物となりうる植田和男氏は一体どのような人物なのでしょうか。
そんなとっても気になる植田和男氏の経歴を見ていきましょう!!
目次
植田和男氏のプロフィール

名前 | 植田和男(うえだかずお) |
生年月日 | 1951年9月20日 |
年齢 | 71歳(2023年2月時点) |
出身地 | 静岡県牧之原市相良区 |
現総裁の黒田東彦氏は78歳(2023年2月時点)であるため、
若い日銀総裁として日銀を率いていく形ですね!
植田和男氏の学歴
- 1970年 東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)卒業
- 1974年 東京大学理学部数学科卒業、東京大学経済学部へ学士入学
- 1975年 東京大学大学院経済学研究科進学
- 1976年 マサチューセッツ工科大学大学院進学
- 1980年 マサチューセッツ工科大学博士課程修了(Ph.D.)
こうして学歴を見てみると、高学歴といえばコレ!というお手本のような名門校へ通われています。
日本の域に収まらず、世界でもトップクラスのマサチューセッツ工科大学でのご経験もあるため、
必然的に世界規模の見方も備わっていらっしゃることは明白ですね!
植田和男氏の経歴
- 1980年 カナダブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授
- 1982年 大阪大学経済学部助教授
- 1989年 東京大学経済学部助教授
- 1993年 東京大学経済学部教授
- 2005年 – 2007年9月 東京大学大学院経済学研究科長
- 2005年 東京大学大学院経済学研究科教授
- 2017年 東京大学名誉教授
- 2017年 共立女子大学教授
- 2020年 共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科教授
教職としては上記のような経歴をお持ちのようです。
母校である東京大学の名誉教授も務められており、流石といったところです。
- 1985年 – 1987年 大蔵省財政金融研究所主任研究官
- 1998年 – 2005年 日本銀行政策委員会審議委員
- 2005年 – サントリー学芸賞政治・経済部門選考委員
- 2008年 – 日本政策投資銀行社外取締役
- 2011年4月 – 2012年6月 日本経済学会会長
- 2019年 – 日揮ホールディングス株式会社社外取締役
- 2023年4月-日本銀行総裁(予定)
学外では上記のような経歴をお持ちのようです。
大蔵省財政金融研究所時代には、あの竹中平蔵氏と机を並べていたとのことで、
各業界にも顔が広いのかもしれません。
植田和男氏の著書
- 1983年:国際マクロ経済と日本経済 開放経済体系の理論と実証
- 1986年:戦後の経済変動と経常収支
- 1992年:国際収支不均衡下の金融政策
- 2005年:ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する
- 2017年:大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる
もちろん植田氏の著書も経済・金融に関する名著が多く発行されています。
中でも「大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる」は金融学について網羅的に学べる書籍となっており、
次期日銀総裁の植田和男という人物を知る良い導入になるでしょう!
まとめ
学歴・経歴・著書を見ていると、やはりこの人が日銀総裁になるべくしてなるといったところでしょうか。
日本経済の牽引者となるためのプレッシャーと責任は凡人には計り知れないと思いますが、
今年からの新総裁植田和男氏の活躍に期待しましょう!
コメント