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2012年   7月 7日 辺野古座り込み3000日のつどい 闘いの成果を400人が共有
  文・写真 浦島悦子
  写真協力 水野隆夫さん
辺野古アセスの近況のご報告
地元の市長のアメリカでの訴えに手応え
開会挨拶をするヘリ基地反対協共同代表の大西照雄さん
 新基地建設をさせない辺野古海岸での座り込みが7月5日で3000日を迎えました。2004年4月19日、海上基地建設のためのボーリング調査に向けた作業ヤード設置を住民・市民の抗議によって止めて以降、巨大な国家権力に非力な住民が素手で立ち向かい、未だ1本の杭も打たせていません。

 その喜びと誇りを、ここまで一緒に頑張ってきた多くの人々と分かち合い、計画の白紙撤回、オスプレイの配備をさせない決意を新たにしたいと、4日夕刻、名護市民会館中ホールで「辺野古座り込み3000日のつどい」が開催されました。主催したのは、座り込みの責任団体であるヘリ基地反対協議会(十区の会もその構成団体の一つ)です。

 第一部の集会で、主催者挨拶を行った反対協共同代表の安次富浩さんは「米国が搬送した(1日に12機を積んだ船が、山口県岩国基地に向けて米海軍基地を出港)というMV22オスプレイを日本に陸揚げさせないたたかいが全国的な繋がりを持ち始めた。オスプレイ配備を潰せば、オスプレイのための基地である辺野古も高江も潰せる。勝利まであと一歩だ」と述べました。

 ニューカレドニアに(日系移民120周年記念行事のため)出張中の稲嶺進・名護市長はメッセージを寄せ、オスプレイの配備計画を糾弾するとともに「これからも『辺野古の海にも陸にも新たな基地は造らせない』という信念を貫き、不退転の覚悟をもって普天間飛行場移設問題に臨んでいく決意」を伝えました。

 オスプレイの大きさを実感してもらおうと、実物の縦横の長さを示す2枚の布が、オスプレイパッド建設に反対している高江住民の会の人々の手で参加者の頭上に広げられ、会場をはみ出してしまうほどの大きさに、どよめきが起こりました。 

 続いて、これまで座り込みをともに担ってきた協力団体10団体からの挨拶を受けました。それぞれが熱い思いと決意のこもった素晴らしい挨拶でしたが、ここでは以下、団体名を記すにとどめます。沖縄社会大衆党、社会民主党沖縄県連合、日本共産党沖縄県委員会、沖縄平和運動センター、安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議、沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会、オスプレイパッドいらない高江住民の会、普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団、嘉手納基地爆音差止訴訟原告団、辺野古違法アセス訴訟弁護団。

 一部の最後に反対協の仲村善幸事務局長の音頭で、400人近い参加者全員が立ち上がり、辺野古の海の方角に向かって「オスプレイ配備反対、新基地建設反対、頑張ろう!」と拳を上げました。

 第二部は「文化のつどい」(浦島が司会を務めました)。高江のフラダンスチーム(大人・子ども総勢13人)、「お笑い米軍基地」で、沖縄ならではの「お笑い」の新境地を切り開いたFEC(フリーエンジョイカンパニー)オフィスから、いさお名ゴ支部、パーラナイサーラナイの2組、最後に、名護市の隣の大宜味村で無農薬にこだわった農業を営みつつ音楽活動を行っている夫婦デュオ「アイモコ」(ハルサーミュージシャンを名乗り、沖縄のテレビ・ラジオで活躍中)の3グループがそれぞれの持ち味で素晴らしい舞台を展開し、参加者の皆さんに、今後に向けた英気を養ってもらえたと思います。

 出演者、発言者、参加者の皆さん、ありがとうございました。

 6月の沖縄県議選で選出された新生県議会の与野党が7月5日、「オスプレイの沖縄配備に反対する県民大会」を8月5日(日)に宜野湾海浜公園で行うことを確認しました。沖縄全体を燃え上がらせている怒りと県民の意思を示すための動きが、今後大きく盛り上がっていくでしょう。
オスプレイの大きさを表す布を会場に広げたところです。水野隆夫さん写真提供ありがとうございます。
高江から駆けつけてくれたフラダンスチーム。子どもたちも上手でした。
FECの3人。山羊の「白(シルー)」(右)を演じたのは名護出身の「いさお名ゴ支部」さん。
ヤンバルの自然と畑から生まれた心温まる歌とおしゃべりで楽しませてくれた「アイモコ」のお二人。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会