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2009年 12月27日 テーマ 追悼:十区の会初代代表・宮城廣さん
ご冥福を心よりお祈りいたします
    ヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表
浦島悦子/渡具知智佳子
内閣総理大臣     鳩山由記夫 さま
 12月24日、「ヘリ基地いらない二見以北十区の会」の初代代表を務めた宮城廣さんが逝去され、26日に嘉陽の墓地で告別式が挙行されました。

 入院なさっていることは聞いていましたが、お元気で退院されるものと思っていたので、突然の悲報に驚きました。まだまだ若い68歳でした。

 十区の会が結成された1997年10月、代表に就任した廣さんは、名護市民投票に向けた地域住民の運動の先頭に立ち、市民投票の勝利を勝ち取りました。みんなといっしょに「バンザイ」をしている廣さんの雄姿が、当時の報道写真にも残っています。

 しかし、市民投票の勝利にもかかわらず、比嘉鉄也名護市長(当時)が市民意思を踏みにじって基地受け入れを表明して以降、地域住民は苦難の道を歩まされてきました。そんな中で廣さんが健康を損ない、代表代行に活動を譲らざるをえなくなったのは、地縁・血縁の強い小さなシマ社会の中で、基地反対の住民運動団体の代表であることの重圧のゆえではなかったかと思うのです。

 その後、体を労りつつ、嘉陽の共同売店の主任を務めたり、お連れ合いと食堂を経営するなど、静かな暮らしに戻っておられるように見えましたが、病気は次第に進行していたのでしょう。

 数ヶ月前、食事をしに食堂に立ち寄ったとき「がんばっているね」と優しく声をかけてくださった廣さん。こんなに早くお別れが来るとは思いもしませんでした。

 告別式の行われた26日は、今年最後のピース・キャンドルが行われた日でもありました。十区の会が毎週土曜日、6年間続けてきた米軍キャンプ・シュワブ第1ゲート前でのピース・キャンドルを、その日は100人もの人たちが集まって盛大に行いました。平和への祈りを込めたロウソクの優しい灯。基地を囲み、溶かすように揺れるたくさんの灯に、廣さんの魂が寄り添っているような気がしました。

 廣さん、どうぞ安らかに。私たちはあなたの遺志を継いで、平和な地域を作っていくことを、ここに改めて誓います。合掌。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会