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2008年  3月 3日 テーマ 「すべての在沖海兵隊の撤退を」緊急女性集会開催
      ヘリ基地いらない二見以北十区の会 共同代表 浦島悦子
 米海兵隊員による女子中学生暴行事件で、被害者が告訴を取り下げたと新聞が報じていました。

 ひどい被害者バッシングがあったようですし、大きな政治問題になることも幼い彼女には耐えられなかったのでしょう。支え切れない現状に胸が痛みます。

 「週刊金曜日」2月28日号に掲載された私の原稿を転載します。
「すべての在沖海兵隊の撤退を」
緊急女性集会開催
 沖縄島中部で2月10日に発生した米兵による女子中学生暴行事件から1週間余を経た19日、事件の現場となった北谷町で「危険な隣人はいらない!」緊急女性集会が行われ、野国昌春北谷町長など男性参加者も混じる320人が、事件の根本原因である基地撤去を求める声を上げた。

 呼びかけ30団体を代表して発言した沖縄市婦人連合会の比嘉洋子さんは「ここはどこの国ですか?」と問いかけ、戦後63年経っても基地ある限り平和は訪れないと訴えた。

 基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の高里鈴代さんは、戦後から今日まで連綿と続く米兵による性暴力事件を報告しつつ、「なぜこれほど起こり続けているのか」と問うた。圧倒的な数の軍隊、中でも圧倒的な比率で海兵隊が駐留していること、日米地位協定で米軍に特権的地位が与えられ、県知事さえも基地・軍隊の実態把握はできないこと、米軍の「よき隣人」政策の欺瞞などを指摘し、今回の加害者が民間地に住む38歳の海兵隊二等軍曹であることに示されるように、基地内から基地外へと軍隊の「液状化」が進み、住居を含め軍人の行動の自由が広がっている現実に警鐘を鳴らした。

 また一方、01年に県議会で「海兵隊の撤退」を決議したものの、沖縄の怒りをなだめるようにハコモノや経済援助が行われる中でなし崩しになっていったこと、いつの間にかそれに馴染んでいる私たち自身が今回の事件を許してしまったのではないか、と反省を促した。

 被害者や親に対するバッシングが激化していることに対し、ある現職教師は「場所や時間によって蹂躙されてよい人権はない。子どもは守られるべき存在だ」と断言した。

 1分間スピーチに列を作った女性たちが自らの思いを語ったあと、「被害を受けた少女への精神的ケアと謝罪・補償、すべての在沖海兵隊の撤退、県民大会の開催」などを求めるアピールを採択した。
(フリーライター浦島悦子)
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