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2011年  6月19日 「反対の島」沖縄
6月12日  
タイムスさんの記事はhttp://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-12_19100/で。
以下転載。

 米軍普天間飛行場の代替施設受け入れをめぐる国頭村安波区の動きは、いたましくて、せつなくて、どうにもやりきれない。
 安波の集落を取り囲む山並みは生物多様性の宝庫だ。
 与那覇岳に源を発する安波川の清流が、区内を流れて太平洋に注ぎ、国指定天然記念物のタナガーグムイの植物群落や、県指定天然記念物のサキシマスオウノキ群落が、人々の目を楽しませる。
 動植物などの生態系の豊かさは本島随一といっていい。
 強い絆でふるさとの土地と自然を守り育ててきた安波区の住民が筋の通らない話に引っかかって二分されるのは、なんとも口惜しい限りだ。
 推進派は「各家庭に1千万円の生活支援金」というエサを、根拠もないまま流している。日米両政府が辺野古案を検討していた時にも、誰が流したかは知らないが、「各家庭に○○○円」という類いの話が飛び交っていた。
 いつもこんな調子だ。基地や原発の問題には、この種の話がいつもついて回る。
 区民総会では「受け入れに向けて政府と交渉すること」について採決した。投票総数125人のうち賛成75人、反対50人。ただし、125人のうち37人は委任状で、そのほとんどが賛成だった。
 本来ならたっぷり時間をかけて議論を尽くし、それでも意見が割れ集約が難しければ、誘致を見送るのが普通だ。ところが、今回は、21日に開かれる予定の日米安全保障協議委員会(2プラス2)に間に合うようにとの計算から、採決に持ち込んだようだ。
 性急な手法が、この土地に根付いた地域民主主義や独自の意思決定システムを壊すことにならないか心配だ。
 委任状が37人もおり、そのほとんどが賛成だったということにも、地元から疑問の声が上がっている。
 正直言って、この採決結果を基に、政府と基地受け入れ交渉に入るのは、あまりにも強引すぎる。
 宮城馨国頭村長は移設反対の姿勢を鮮明に打ち出している。渋井登志代区長は、政府に行く前に、まず村当局と話し合うべきだ。
 推進派が示した資料や数字の出所はどこなのか。それをまず全区民に明らかにする。出所が分かればその情報源に質問状を出し、事実関係をはっきりさせる。別の情報や異なる資料も準備し、推進派と反対派がもう一度、虚心に議論を積み重ねる。
 基地受け入れ論議でもっとも重要なのは手続きだ。手続きを軽視してはいけない。
 菅政権は風前のともしび、ポスト菅政権も五里霧中。普天間問題のもつれた糸を解きほぐす力は菅政権にはない。
 そのような政治状況の中で、日米安保協に間に合わせて普天間受け入れを表明するという判断の狙いが、さっぱりわからない。一体、誰が入れ知恵したのか。
 「沖縄はやっぱりカネか」という間違ったメッセージを国民に送ることにもなりかねない。沖縄にとっては大きなマイナスだ。県全体の立場で考える視点も忘れないでほしい。

まさに14年前の名護市を見るようです。

14年前名護市も「基地を作ったら税金や水光熱費がタダになるってよ」とか「一世帯○千万円もらえるってよ」とかいううわさがまことしやかに流れた。

それでも反対を言い続ける私たちに、「もっと反対しろ!そうしてもらえる金額をつり上げよう」と言った賛成派もいた。

当時十区の会の事務所前に立てた看板に書いた言葉です。

「○○年、基地と金がやってきた、数年後、金はなくなった。そして基地だけが残った」。
                       
6月14日
タイムスさんの記事はhttp://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-13_19122/で。
以下転載。
 「辺野古にこだわりすぎだ。絵空事だ」。北沢俊美防衛相との会談で、普天間飛行場を名護市辺野古に移設する方針をあらためて伝えられた仲井真弘多県知事は13日、記者団に不快感を隠さなかった。沖縄への配慮を示そうとする北沢氏に、仲井真氏は表情を崩さなかった。「今、辺野古と言われても、現実的に難しい。県外に持っていくのはあり得る」と反論し、地元合意がないまま計画を進める政府に苦言を呈した。市街地にある普天間飛行場に事故の危険性が指摘される垂直離着陸機MV22オスプレーを配備する米政府の方針にも言及し「東京なら日比谷公園で(離着陸を)やるようなものだ」と見直しを訴えた。北沢氏は会談後「積み重ねが大事だ。形だけと言われるが、誠意は酌み取っていただけたのではないか」と強調したが、両者の溝は埋まらなかった。
この日の新聞は普天間移設の記事が多数掲載されました。

少し前なら、国の横暴を押し返すことが大変だと思ったかもしれない。

でも今は沖縄全体が「反対の島」と化している。

どんなことでも跳ね返していける。
6月18日
タイムスさんの記事はhttp://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-15_19208/で。
以下転載。
米上院軍事委員会(レビン委員長)は14日、米政府が在沖縄米海兵隊のグアム移転の履行計画を示さない限り、国防予算から関連経費の支出を認めない方針で大筋合意し、国防予算の大枠を決める国防権限法案にそうした方針を盛り込む方向で調整に入った。米議会筋が明らかにした。海兵隊のグアム移転については、前提となる米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に地元が反対、先行きが見えない状況となっている。今回の方針は、上院軍事委として同計画の見直しを米政府に強く迫ることを意味しており、計画実現の見通しは一層不透明となった。ただ、国防権限法案は最終的に上下両院の軍事、歳出の4委員会で協議して決まる。上院重鎮のイノウエ歳出委員長と下院の両委員会は現行計画を支持しており、米議会の方針決定まで曲折も予想される。
この八方ふさがりの中、アメリカという世界一の大国がもっと違う視点から物事を考えられないのだろうか。
毎年、6月23日が近づくと沖縄の新聞記事は沖縄戦の時代にさかのぼる。

そしてそれを読む私たちは、毎年、胸を締め付けられる思いに駆られる。

私の横で、今、アニメに見入っている子どもたちの姿を見ると、この子どもたちを「戦前生まれ」にしてはいけないと改めて思う。

そのために一番大切なことは、基地を含め、戦争につながるあらゆるものに反対の意思表示をすることだと思う。

これからも気持ちを新たにがんばっていくので、よろしくお願いします。
1月も毎週土曜日 午後6:30-7:00  キャンプ・シュワブ 第1ゲート前  サイレントキャンドル やってます
6月19日 渡具知智佳子 記
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