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2009年 12月20日 私たちの手紙、読んでいただきましたか?総理。
 沖縄選出の衆議院議員の瑞慶覧長敏さん(民主党)のご提案もあり、鳩山首相にお手紙を書きました。十区の会からは私だけでなく、浦島悦子さんもお書きになり、既にこのサイトでお読みいただいていることだと思います。

 予定では15日に鳩山首相にお渡しいただけるということでしたので、もう読んでいただけたと思っています。私の送った手紙も掲載することにします。
鳩山総理大臣 殿

 
毎日のご公務、本当にご苦労様です。お忙しい中、今回私たちの切なる声をお聞きいただけるとの事で、とても嬉しく思います。本当に有難うございます。

 私の住む名護市の久志地域は、大浦湾をはさんで対岸にキャンプシュワブ米軍基地があります。ですから、辺野古に基地が作られれば、私たちの頭上を毎日米軍機が飛び交い、墜落の危険性に命の不安を覚えるそんな地域です。

 私たち夫婦は、なかなか子どもに恵まれませんでした。やっと長男を授かった時、辺野古が普天間基地の代替地として名指しされました。やっと授かった我が子の未来に、戦争につながる基地はいらない、残してあげたいのはこの豊かな自然だという思いだけで、この13年間辺野古への基地建設に反対し続けています。1997年に行われた市民投票の時、自民党政権下だったので、政府の名護市民への飴玉作戦はそれはそれは大変なものでした。国民の税金が資金という財力の中、飲み食いの接待はもちろん当たり前、平日の日中に那覇防衛局の職員が職務の一環として、各家庭を回り、まるで遊園地を連想させるような代替施設予想図のパンフレットを配って歩いていました。松山千春さんのコンサートもありました。対する私たち基地反対派は、国という巨大な敵を相手に、資金源もなく、全国各地からの応援だけが味方の中(もちろんそれはとても励みになりました)、投票日当日まで寝る間を惜しんで頑張りました。今振り返っても、あんなにものすごい飴玉攻撃の中で、基地建設反対が過半数を占めたという結果は、名護市民の心の底からの純粋な判断だったと思っています。しかし、市民投票が終わって数日後、当時の比嘉名護市長は、基地建設を受け入れて辞任し以後、名護市民は基地建設を受け入れたという汚名をきせられたまま、この13年間苦しめられてきました。集落はズタズタに引き裂かれ、その関係は今もなお修復できないままになっています。これが基地建設反対の結果を名護市長が受け入れ、基地建設反対を表明していたなら、決して今のような状態にはなっていなかったと思います。

 私たちは、この13年間本当に苦しんできました。私たちは、見返りがほしいと言っているのではありません。なにもいりません。ただ辺野古に基地を作ってほしくないだけなのです。今の生活を守りたいだけなのです。今、基地に賛成している方でも、諸手を上げて賛成している方は一人もいません。沖縄県民すべてが、沖縄にこれ以上の基地はいらないと思っています。代替案を模索している様子が見えない中、「もう決まっていることだから」とおっしゃって話しを進めていこうとするのは、納得がいきません。私は、今回幸運にも鳩山総理に私の思いを伝える機会をいただきましたが、ここにしたためた文面は私一人の思いではありません。沖縄県民みんなの思いだと受け止めてください。

 辺野古に基地を作らないで!!

 本日は本当に有難うございました。これからもお体に気をつけて、自民党とは違う民主党の国民目線の新しい国政運営を期待しています。よろしくお願い致します。
12月16日
新報さんの記事はhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-154286-storytopic-3.htmlで。
以下抜粋。政府は15日午前、米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、与党3党の党首級による基本政策閣僚委員会を開き、移設先について新たに与党3党の実務者で協議する委員会を設置する方針を確認した。年内決定を先送りして来年5月までに結論を出すよう協議を続ける。日米合意の名護市辺野古への移設案は排除せず、米側に配慮するため移設関連経費は2010年度予算に計上する。鳩山由紀夫首相は同日夕、記者団に対し「県民の思いも理解する中で、辺野古でない地域を模索し、できれば決める状況を何としてもつくり上げていきたい」と述べ、現行案見直しに取り組む姿勢を強調した。首相と岡田克也外相は15日、それぞれルース駐日米大使と会談し、移設先について決定先送りとする政府方針を説明した。辺野古移設案を前提にした移設関連経費の10年度予算計上や、辺野古の環境影響評価(アセスメント)について、鳩山首相は「予算もアセスもそのまま動かしていく必要がある」と述べ、米側への配慮もにじませた。首相は、来年5月までに対米交渉も進めていく考えを強調。「米国との交渉にすぐに入りたい。決定を交渉の中で実現するため全力を尽くしたい」と述べた。
とりあえずは、”ホッ”としました。

でも選挙前はどうどうと「県外・国外」とおっしゃっていたことを考えると、やはり、まだ”だまされた”という思いがぬぐい去ることができません。

私たちの手紙、くれぐれも、よくよく、お読みください。

7月も毎週土曜日 午後6:30-7:00  キャンプ・シュワブ 第1ゲート前  サイレントキャンドル やってます
12月20日 渡具知智佳子 記
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会