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2007年  4月22日 この1週間。住民に責任を負わせるのがいつものやりかたなんだ。
4月15日
 普天間爆音訴訟原告404人の内、転居歴のある130人に質問書を出し、答えない場合、出廷させて尋問したいとのこと。危険と知り ながら引っ越してきたのでは(基地に接近)との国の言い分だけど、この狭い沖縄は基地だらけなのに、皆さんそれぞれに事情があってやむなく引っ越してきた方もいらっしゃると思う。

 前に嘉手納基地近くの砂辺区の自治会長さんにお話をうかがった時は基地被害をあま り感じることなく土地を買って家を建てて実際に引っ越してきたら被害の大きさを知ったという方もいらっしゃると会長さんはおっしゃっていた。

 というのも皆さん働いていらっしゃるので現地に来るのはだいたい米軍の訓練のない日曜日。実際に引っ越してから夜も眠れない騒音に悩まされて、業者さんや会長さんに訴えてくるのだけれど、どうにもできないのだという。

 無理矢理作られた普天間基地でこんなひどいこと言われるのに、大浦湾に基地が作られたら「あんたたちが好きで基地をよんだんでしょ」と言われるに決まっている。
 米軍基地に賛成していらっしゃる方々!

 私たちは”間接的殺人犯”だということを認識しなければいけない。私たちが普通に生活している間にも、地球のどこかで沖縄から派遣された米軍・米兵が銃をかまえ人殺ししている。「正義」を振りかざしながら。
4月16日
 国の政治家の方々の頭の中には久志地域に住む私たちの存在などこれっぽっちもない。
 新報さんの記事はこちらhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23030-storytopic-1.htmlで。
 沖縄戦で多くの住民が小銃や手榴弾を手に戦闘に参加、日米双方に甚大な犠牲を出した伊江島-。62年前の1945年4月16日、米第77歩兵師団が伊江島に上陸し、「沖縄戦の縮図」とも言われるすさまじい戦闘が始まった。沖縄戦の研究を続けているドキュメンタリー作家の上原正稔さん(64)がこのほど、米第77歩兵師団によって記された資料で確認した。資料には上陸後の伊江島での日本兵や住民の様子、戦闘の状況、軍政府による住民の収容作戦、壕の様子などが生々しく記されている。
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 米第77歩兵師団の資料からドキュメンタリー作家の上原さんが「沖縄戦の縮図」とも言われる伊江島での戦闘の惨劇を確認したとの記事だが、この記事の中で上原さんは

「凄惨な闘いを知れば知るほど最近の”軍命の有無”などの議論がいかに無意味なのか分かる。戦争が始まったら住民は軍に協力せざるをえないという恐ろしさを忘れてはいけない」

とおっしゃっている。

 本当にその通りだと思う。そして新しい米軍基地を作ることが戦争へまた一歩近づくのだと言うことも私たちが考えなければいけないと思う。
↑伊江島、反戦平和資料館の資料
 新報さんの記事はこちらhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23028-storytopic-3.htmlで。
 嘉手納町が実施している米軍嘉手納基地周辺の騒音測定の2006年度調査で、最も騒音が激しい同町屋良地区で深夜から早朝にかけての騒音発生回数が過去最多の3912回にのぼったことが16日までに分かった。また同町基地交渉課にに寄せられる苦情も前年度より1.5倍増え、過去最高となった。深夜早朝の基地の運用を規制する日米両政府間で結ばれている騒音防止協定が形骸化している実態が浮き彫りになった。
 屋良地区では06年度、深夜から早朝(午前10時から午後6時まで)70デシベル以上の騒音が1日平均11回発生し、年間発生回数が3912回となった。05年度の3808回から104回増えており、同地区の調査の記録がある1999年度以降最も多い。嘉手納地区では1813回、兼久地域では935回を記録している。
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 日米が合意した嘉手納基地の騒音防止協定では、嘉手納地域での航空機の飛行や地上での活動について午後10時から翌朝午前6時まで 「運用上必要とされるものに制限される」と規定している。
 アメリカは都合の悪いことは絶対に守らない。大浦湾に基地が作られても120%同じ状態になる。賛成している方々、この記事を読んでますか?
4月18日
 新報さんの記事はこちらhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23070-storytopic-3.htmlで。
 県は17日までに、米軍普天間飛行場移設先の環境状況調査(事前調査)の海域使用に関し、那覇防衛施設局が県に提出した申請書と関連書類すべての不開示を決定した。文章には海域調査の地点や手法などが具体的に記されているとみられる。不開示の理由については、公開によって外部からの圧力や干渉などの影響を受ける恐れがあるため、と説明している。
 市民の情報公開請求に対し、仲井真弘多知事名で決定を通知した。通知を受けた市民は「施設局は代替施設建設のための調査とはっきり言っており、方法などを隠して調査するのを県が手助けするものだ」と批判。異議申し立てする考えだ。
 都合の悪いことは見せないなんて、県民軽視もはなはだしい。
4月19日
 新報さんの記事はこちらhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23114-storytopic-1.htmlで。
米軍普天間飛行場代替施設建設を阻止するため、移設予定地の名護市辺野古で反対派住民らが座り込みを始めて19日で満3年になった。反対派は「長い闘いだが、基地建設を絶対に阻止する。やめるわけにはいかない」と口をそろえる。28日午後2次から、移設先の同市辺野古のキャンプ・シュワブを人間の鎖で包囲し、代替施設建設やそれに伴う海域での環境現況調査(事前調査)反対を訴える。
 座り込みは代替施設建設に向けた辺野古沖合でのボーリング地質調査を止めようと、2004年に始まり、海上などで阻止行動を展開した。沖合建設の計画は中止になったが、政府は昨年、新たにV字型滑走路案で名護市や宜野座村と基本合意。政府は近く移設作業に向けたシュワブ周辺海域の環境現況調査に着手する予定だが、ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「現況調査は環境影響評価法を逸脱した手法。この理不尽さを県民に知らせて、毅然と抗議運動を進める」と語気を強めた。
 記事を見るまで忘れていた。でも目にしたとたんワァーと3年前のことを思い出した。この座り込みこそ、それこそ全国の大浦湾、辺野古の海を守ろうと思った方々が集まってくれて、この問題を世界的規模の問題にしてくれたと思って、皆さんには本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。
4月20日
”遺憾”では”イカン”よ!?!?
 沖縄県の知事なんだから”遺憾”ですませるのではなく、もっと強く言ってほしい。

 今日の夕刊の2面には「集団自決は軍命」という記事も載っているんだから。その記事によると16歳で集団自決を目の当たりにした方が「日本軍が手榴弾を2個ずつ配って、”1つは敵軍に投げ込め。もう1つで死ね”と命令した」と語っている。これって軍命以外のなにものでもない。どんなに偉い人でも歴史を変えることは許されない。

 人間は過去からいろんなことを学んで成長する動物なんだから。知事さん”遺憾、遺憾”ばかりじゃ本当に”イカンよ”!
4月21日
 新報さんの記事はこちらhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23143-storytopic-3.htmlで。
 米軍普天間飛行場移設先の環境現況調査(事前調査)で那覇防衛施設局は、22日に参院沖縄選挙区・補欠選挙が終わるのを待って、週明け早々にも海域調査に着手する。海域使用についての県の同意を得る前の段階から、ダイバーによるサンゴの目視調査など海に直接手を付けない作業に取り掛かる。施設局は反対派の阻止行動に対処するため警備について県警を調整している。
事前調査に向け施設局が3月末に県へ申請した海域使用の協議について県土木建築部は20日までに、意見照会していた庁内各課すべてから回答を得た。23日以降に沖縄総合事務局財務部との協議を経て、施設局の海域使用に同意する。 
 県関係者によると、施設局は申請から1ヶ月が経過する26日にも県の同意を得たい意向を伝えている。施設局は県の同意を得た後で、カメラなど調査危機を設置し、サンゴの産卵時期となる6月初めの調査に備える意向だ。
 事前調査の具体的な内容は、阻止行動を警戒し明らかにされていない。分かっている範囲では、サンゴ調査に使用する着床版の設置、ジュゴンやウミガメなど大型の海生生物の動向調べるためのカメラやパッシブソナー(音波探知機)の設置を予定。普天間飛行場移設をめぐって県は、事前調査については「手続きとして拒否できない」として施設局の申請に同意する方向だ。
 息を潜めていたやつらが動き出す。私たちを含むいろんな方々が「環境アセスメントに入る前の調査はダメだ」と言っているのに(詳しくは「十区の会便り」第7号にも書いています)、全く無視してやろうとしている。

 こういった政府のやり方を見ていると「本当にアメリカのために基地を作りたいんだなー」と恐ろしくなってしまう。

 だって今の政府の目(心の目も)には沖縄県民は全然写っていないだろう。万が一写っていたとしても「邪魔ばかりする、うっとうしやつら」としか写っていないだろう。今や日本政府は「アメリカ政府日本支部」でしかない。

 そうだと分かっていても私たちは、「国民のための政治をやってください」とお願いし続けるしかない。

 今日はお知らせがあります。

 4月28日(土)、キャンプ・シュワブのゲート前で、人間の鎖で包囲行動をやります。実際の包囲は難しいので第1ゲートから第2ゲート(とにかく329号線に沿って)を”包囲”する形になると思います。

 ゴールデンウィークに沖縄に行こうと考えていらっしゃる皆様、また、まだ一度も久志地域の海や山を見たことがない県内の皆様、是非お誘い合わせの上ご参加ください。詳しくはポスターやこちらをご覧ください。

よろしくお願いします。(なお、この日のサイレント・キャンドルはお休みにします。)

 やっと「十区の会便り」7号ができました。

 昨年の2月に十区の会を再開したとき、今の現状をできるだけ皆さんに知らせたいという思いでアットランダムではありますが発行してきました。毎号二見から天仁屋まで全戸に配布しています。一日も早く発行しなくても良い日が来ることを願いながら。皆さんも読んでみてくださいね。
4月22日 渡具知智佳子 記
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会