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2006年 2月5日 名護市長選挙を踏まえて 今後の活動について
<名護市長選挙を踏まえて>

 昨年10月に日米両政府が「合意」した普天間移設辺野古沿岸案は、二見以北10区に住む私たちに大きなショックを与えるものでした。集落の真上を通る飛行ルート、軍港化が予想される大浦湾の大規模埋め立てなどが現実になれば、ここは人の住めない地域になってしまいます。汀間の漁民たちは、大切な漁場である「大浦湾が死んでしまう!」と危機感を募らせています。
 そんな中で行われた今回の市長選挙は、私たちがここに住み続けられるかどうか、また、これまで9年間さんざん苦しめられてきた基地問題を終わらせることができるかどうかを左右する大切な選挙であると、私たちは考えました。基地建設に反対する住民・市民が一致して協力しあわなければならないのに、基地反対の立場から2人が立候補していることに多くの人々が心を痛め、悩み、何とかして一本化できないかと努力してきました。
 十区の会でも地域住民の声を聞き、最後の努力として、告示も近付いた1月12日、立候補予定者である大城ヨシタミさんと我喜屋むねひろさんのお2人に、地域住民と話し合っていただくことをお願いしたのですが、きわめて残念なことに大城さんには拒否されてしまいました。結果的に「我喜屋むねひろさんと語る会」となったその日の参加者たちの総意を受け、また、地域の大多数の声が、大城さんの基地反対運動への貢献を高く評価しながらも、広く支持を集めなければならない「市長候補としては我喜屋さんを」であることを踏まえて、十区の会の論議を行い、休会中だった会の活動を再開するとともに、会として「我喜屋さんを支持する」ことを決定しました。
 以来、1月22日の投票日まで、地元住民の切実な声を全市民に届け、なんとしても基地建設を止めようと、我喜屋むねひろさんの勝利をめざしてがんばりました。しかしながら、当初の危惧の通り、基地反対側が分裂したことが大きく影響して、この8年間、私たちを苦しめてきた岸本市政を引き継ぐ島袋吉和氏さんが当選するという残念な結果に終わりました。過去最低の投票率は、基地反対であるにもかかわらず分裂選挙に嫌気がさして棄権した人々が多いことを示しており、同じ過ちを繰り返さないために、きちんと反省することが必要です。
 選挙の結果は残念であったとしても、十区の会が、地元住民団体としてはっきりと態度を表明して選挙に臨んだことはまちがっていなかったと思っています。選挙運動を通じて地元住民の声を市民に広く届けることができたと同時に、何よりも、地域住民の声を反映した行動をすることによって、休会していた会の活動を復活・再開する基盤ができたからです。
 新市長になる島袋氏も今のところ「沿岸案」には反対していますが、日本政府はあくまでも強行する姿勢を変えていません。私たちは基地建設の直撃を受ける地元住民としての声を、これまでに増して大きく上げていかなければなりません。市長がどんな態度をとろうと、地元の反対の基盤を強固にしていけば必ず押し返せると確信しています。二見以北の人口は少ないけれど、「沿岸案」に反対する圧倒的多数の市民・県民が私たちの味方です。十区の会は、今回の選挙を通じて取り戻した地域住民との結びつきをいっそう強め、地域に根ざした地道な活動を行っていきたいと考えています。


<今後の活動について>

1)基地を作らせないための活動
  @「沿岸案」の内容、危険性などを地域住民に広く知ってもらう
  A地域住民の危機感や反対の声を発信する
   * 新市長への要請行動……就任後早急に行う
   * ホームページを再開・充実させる
   * 国連を通じて国際世論に訴える    など
     
2)基地に頼らない地域作りをめざす活動
  @地域の産業を洗い直し、地域の宝を掘り起こす
   * 地域マップ作り
   *「地域再発見」写真撮影会   など
  A子どもが増え、若者が定住する地域をめざす

3)活動への参加者を増やすために
  @10区の各区で、核になる人を確保し、情報が行き渡るようにする
   *「10区の会だより」の発行(月1回?)
   *定例会(毎月第4日曜日午後7時半〜、じゅごんの里にて。誰でも参加できます。
    その後、希望者は三線教室あり)
  A送迎用を兼ねた車両の購入(将来的には地域の足となることも考える) 

4)連帯活動
東海岸地域(旧久志村)の新基地建設反対の地域住民団体として、この9年間、連帯して運動を行ってきた「辺野古・命を守る会」との連帯をさらに強め、どんな案であろうと東海岸に基地は作らせない共同の運動を作っていく

みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会