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2016年  6月26日 6月19日県民大会に参加しました
  文・写真 浦島悦子
6月19日県民大会に参加しました
 6月19日(日)、那覇市の奥武山陸上競技場で開催された「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」に、二見以北住民の会は専用バスをチャーターし、自家用車組と合わせて約50人が参加しました。

 梅雨明けの真っ青な空から降り注ぐ陽射しの下、吸い込まれそうに碧い大浦湾を眺めながら那覇へ向かう参加者一人ひとりの胸に付けられたピンクのリボンは、前々日(17日)に行われた「島袋里奈さん追悼名護市民集会」で配られたもの。希望に満ちた若い命を、この上もなく無惨な形で断たれてしまった彼女の死を悼み、決して忘れない、二度とこのようなことを起こしてはならないという思いを市民みんなで共有しようと、彼女の好きだったピンクのリボンを付けて市民集会は行われました。その思いを県民大会にも届けようということになったのです。

 陸上競技場を埋め尽くす人、人、人…、痛いほど厳しい陽射しの中、県民大会は古謝美佐子さんの唄う「童神(わらびがみ)」で幕開け。親が子を思う歌が胸に染みます。黙祷のあと、被害女性のお父さんからのメッセージが共同代表の高里鈴代さんによって読み上げられました。想像を絶する悲しみと怒りの中にありながら、「次の被害者を出さないためにも、全基地撤去、辺野古新基地建設反対。県民が一つになれば可能だと思います」ときっぱりしたメッセージを伝えてくださったことに胸が熱くなり、身の引き締まる思いがしました。

 稲嶺進名護市長をはじめ、大会の主催者である「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の共同代表4人が挨拶したあと(これらは各メディアで報道されることと思います)、4人の若者が登壇し、「変わらない過去 変えていこう未来」と題するメッセージを発しました。共同代表として挨拶した玉城愛さんを含め、名護市にある名桜大学の学生たちが頑張っていることをうれしく、心強く思いました。

 挨拶に立った翁長雄志知事は、命を守れなかったことへの痛恨の思いと、二度と繰り返さないために「海兵隊の撤退、辺野古新基地阻止に向けて不退転の決意で頑張る」と述べました。「グスーヨー、マキテーナイビランドー。ワッターウチナーンチュヌクヮーマガ、マムティイチャビラ。チバラナヤーサイ(皆さん、負けてはいけませんよ。沖縄の子や孫たちを守っていくために頑張りましょう)!」という最後の言葉に、拍手はしばらく鳴り止みませんでした。

 大会参加者数が、目標の5万人を大きく上回る6万5千人を数えたことが発表され、「@遺族及び県民に対する謝罪と完全な補償 A在沖米海兵隊の撤退及び米軍基地の大幅な整理・縮小、県内移設によらない普天間飛行場の閉鎖・撤去 B日米地位協定の抜本改定」を日米両政府に求める決議文を採択したあと、海勢頭豊さんとともに参加者全員で「月桃」を歌って閉会となりました。6月23日の「慰霊の日」を前に、71年前の沖縄戦で亡くなった人々を思う歌が、今回の被害者と重なり、71年経っても変わらない現実と、しかし、それを必ず変えて行こうという決意を共有しながら会場を後にしました。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会