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2016年  1月 1日 2016年の初興し
  写真・文 浦島悦子
2016年の初興し
2016年の元旦を辺野古の浜で迎えようと、稲嶺進・名護市長をはじめ内外から700人もの人々が集う中、水平線を覆っていた雲の間から素晴らし い初日が顔を出しました。辺野古の浜では初興し(ハチウクシー)が行われ、海の神さまに御願(ウガン)を捧げた後、三線演奏と踊りで新年を祝い、今年こそ平和な沖縄・平和 な世界をつくろうと決意を新たにしました。
初興しでは、35人の地謡(じかた=三線・琴・笛による演奏)と40人の踊り手による「かぎやで風」(祝いの舞踊)が海に向かって披露されました が、私も踊り手だったため、写真はありません。これは読谷村の島袋清香さんによる「鳩間節」の写真です。
辺野古の浜での初興しのあと、汀間漁港へ移動し、ヘリ基地反対協議会が辺野古基金の助成で購入したグラスボートの試運転が行われました。新造船の グラスボートには稲嶺市長や後援会長、メディア記者らが乗り込み、その他のメンバーは反対協の抗議船「平和丸」と「不屈」で伴走しました。写真は、大浦湾のアオサンゴ(世界一の規模だと言われています)を観察するグラスボートと「不屈」。背後に見えるのはカヌチャリゾートです。
グラスボートの舳に出て手を振る稲嶺市長。
よく晴れて暖かく、気持ちの良い日でしたが、沖に出るとやはり波に揉まれました。1個3万円もするというオレンジのフロート(それが何千個?ある のか数えきれません)とオイルフェンスが行く手を阻みます。阻止線の向こうに、コンクリートブロック(オイルフェンスを固定するために使う=海に 投げ込む、とのことです)を積んだクレーン付き作業台船(右側)と、ボーリング調査用のスパッド台船(左側奥)が見えています。
年末年始で作業は行われていませんが、正月元旦にもかかわらず、海上保安庁と海上警備会社の監視船が監視を続けていました。私たちが近づくと、早速、海保のゴムボートが突進してきて、「制限区域」の外に出るよう「警告」を発します。
グラスボートはキャンプ・シュワブ基地近くまで航行しました。このあたりの海底にはジュゴンの餌場である海草藻場が広がっています。左に見える浜 は基地内で、ここから海保の船が出入りしており、また、埋め立てのための作業用道路が計画されています。
下船後、汀間漁港で挨拶する稲嶺市長(右から3人目。右端は安次富浩・ヘリ基地反対協代表)。大浦湾の自然の素晴らしさを再確認すると同時に、 「海を守る人たちが(フロートの)外にいて、海を破壊する人たちが中にいる」不条理な現実を目の当たりにしたと語り、改めて、この海を守る決意を 述べました。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会