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2015年  6月 5日 知事、お疲れ様でした。「必ず私たちの気持ちは伝わる」
  文・写真 浦島悦子
3・21止めよう辺野古新基地建設!美ら海を守ろう!
「必ず私たちの気持ちは伝わる」
訪米団を那覇空港で出迎え

 6月5日午後7時、梅雨の大雨が降りしきる中、名護市民会館から市民を載せたマイクロバスが、那覇空港に向けて出発しました。10日間にわたる訪米日程を終えて帰沖する翁長知事と稲嶺市長をはじめ訪米団を出迎え、労をねぎらおうと、先月25日に発足した「島ぐるみ会議 名護」が呼びかけ、名護市議団を含む30人の名護市民が、空港ロビーでの出迎えセレモニーに参加しました。

 到着予定が遅れ、いささか待ちくたびれた県民の前に午後9時半過ぎ、翁長知事を中心に、同行した稲嶺進名護市長、城間幹子那覇市長、糸数慶子参議院議員、沖縄県議会議員ら(訪米団は総勢30人)が並ぶと「お帰りなさい、御苦労さま!」の声とともに大きな拍手が湧き起りました。知事は、テレビで報道された訪米中の緊張した硬い表情とは打って変わった、にこやかな安堵の表情を浮かべながら、夜遅くにもかかわらず大勢の県民が出迎えてくれたことにお礼を述べ、訪米の簡単な報告を兼ねた挨拶を行いました。

 「日米合意」を盾にした米国政府の壁の厚さを、知事はもとより、それを報道で知る私たち県民も痛感させられた訪米行動でしたが、それでも、県民の強い意思に支えられた知事の発言・行動により「気持ちは伝わったと信じている」「これからが新たな一歩になる」と述べ、ワシントンDCで最初に乗ったタクシーの運転手が、沖縄の知事だと知ると「基地の問題で来たんでしょ。安倍さんと闘ってるんでしょ」と言ったというエピソードや、ワシントンポストに写真付きで報道された知事の記事は、安倍首相訪米時のものより大きかったと報告しました。

 昨年の就任以来、最初は県民がまとまること、次には官房長官や首相との会談、東京での記者会見などを通じた国内世論の喚起、そして今度は訪米を通じた米国世論の喚起によって「必ず私たちの気持ちは伝わる」という知事の言葉に、しっかりとした意志を感じ、力強く思いました。

 稲嶺市長は、遠路出迎えに駆けつけた名護市民の一団に破顔一笑、握手攻めに遭いながらお礼を述べ、翌6日には長旅の疲れも見せず、キャンプ・シュワブゲート前の座り込みに参加。「みなさんの顔を見たら時差ボケもいっぺんに治りました」と、集まっていた人々に訪米の成果と「絶対に基地は造らせない」と新たな決意を語りました。

 また、6日のゲート前には、この日午後、名護市民会館で開催された「東アジア共同体研究所フォーラム・やんばるから平和の発信を」に参加するために来沖した鳩山由紀夫元首相(同研究所理事長)も訪れ、首相在任時に「最低でも県外」の公約を覆して県民に多大な苦労を掛けたことを謝罪するとともに、「みなさんの思いが果たされる日まで、私もともに頑張ることをお約束する」と述べ、温かい拍手を浴びていました。
(浦島悦子・記)
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