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2014年  2月23日 稲嶺進名護市長、2期目就任式
仲井眞知事へ辺野古埋立不承認を要請

埋立申請反対要請の名護議会決議受け十区の会が県に要請
2月10日、稲嶺進名護市長が2期目就任式で挨拶されました。それがとてもよかったので、テープに取ったものを起こして文章にしました。是非、ご一読ください。
 去る1月19日の市長選で、再度、市民の負託を受け、市政運営の任を担うこととなり、これから4年間、また一緒に仕事ができることをとてもうれしく思います。職員の皆さんとともに築き上げてきた市民目線の市政運営が、目に見える成果として評価をいただいた結果だと確信しています。また、これは同時に、一緒に汗をかいてくれた職員の皆さんに対する評価でもあると思っています。

 今回の選挙は普天間飛行場の辺野古移設の推進か反対かを問う選挙でありましたけれども、昨年末からの政府・自民党の異常なまでの介入は地方自治の本旨を脅かすとともに名護市民の誇り、ウチナーンチュのアイデンティティをも踏みにじり、否定するがごとくの行状に市民は怒り、市民自らの尊厳を守り通そうと、辺野古移設にきっぱりと「NO」の判定を下しました。

 これは私の選挙公約のトップに掲げた「すべては子どもたちの未来のために」「すべては未来の名護市のために」、そのためにも辺野古に新しい基地はいらない、再編交付金に頼らずとも名護市政は健全に運営できることを裏付ける結果でもあったと思います。

 しかし一方では、政府の異様なまでの辺野古執着が続いています。県知事の埋め立て承認により、今後の手続きで名護市長の許可や協議が必要な項目で不同意の意思を示してきたところではございますけれども、しかし、それ以前に、選挙で示した市民の民意を全く無視する発言を繰り返す政府の対応は、民主主義国家としてあるまじき所業と言わざるをえません。それは戦後68年間も、植民地と言われるような構造的差別を続けてきた、そのことを体現したものにほかならないと思っております。日米安保の重要性を説くならば、その恩恵も負担も日本国民が平等に担うべきであるということは、これまでも繰り返し発言してきたところでございます。

 名護市民、沖縄県民の思いは、県内にとどまらず日本全国、世界からの支持・共感を得て、たいへん心強く思っています。最近の新聞報道によりますと、辺野古新基地建設に反対する国際署名運動でオリバー・ストーンさんをはじめ3800名余の方々が連帯の署名をしたという報道がございました。われわれ名護市は孤立していません。これだけ多くの心ある方々にしっかりと支えられているという強い心と信念は、これからの大きな力になるものであります。

 ウィンストン・チャーチルの言葉に、「凧が一番高く上がるのは風に向かっているときである」と、逆風の時こそ凧は一番高く上がる、風に流されているとき、順風の時ではない、というのがございます。これからは、辺野古問題にまつわる厳しい試練が予想されますが、今度こそ名護市民、県民の思いを実現するため、力を合わせて頑張っていかなければならないと決意を新たにしているところでございます。

 職員の皆さん。今年の仕事始めにも元日の初日の出の話をいたしましたけれども、あのまん丸く、真っ赤に燃えた太陽の輝きは、まさしく名護市の未来を暗示しているかのようでございました。足元を耕せば宝がいくらでも、ざくざくと発掘されます。五感を研ぎ澄ませ、アンテナを高く掲げ、常に市民目線で、ポジティブに、アクティブに、自らも納得できる仕事を、市民と協働で築き上げてまいりましょう。

 子育てをするなら名護市で、六次産業化が進み、若者の活気とアクティブなシニア世代が輝くまち、そして、豊かな老後は名護市で、などなど、21世紀のライフステージがここ名護市でアレンジされ、あるいは脚色される、そういうまちづくりが私の夢でございます。

 少し長くなりましたけれども、改めて申し上げます。すべては子どもたちの未来のために、すべては未来の名護市のために、皆さんの力を貸してください。そして、4年間また一緒にがんばりましょう。本日はたくさんの皆さんにお集まりいただき、2期目のスタートを激励してくださることに対して、これからの4年間に対する決意と合わせて心より感謝を申し上げたい。本日はほんとうにありがとうございます。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会