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2013年   3月27日 宜野座・金武・石川3漁協が新基地建設反対漁民大会
  文・写真 浦島悦子(十区共同代表)
辺野古違法アセス訴訟に不当判決!!
「宝の海を守れ」−ウミンチュの心意気示す
新基地建設中止を求めてウミンチュが決起

 沖縄県知事をはじめ県内41全市町村長がこぞって反対している中で、沖縄防衛局は2月26日、辺野古新基地建設に向けた公有水面埋め立てへの同意申請書を、辺野古海域に漁業権を持つ名護漁協に提出し、同漁協は3月11日に臨時総会を開き、賛成多数で同意を可決しました。同漁協は基地計画が持ち上がった当初から受け入れの姿勢であり、古波蔵廣組合長は「代替施設推進協議会」の会長を務める「バリバリの推進派」なので、今さら驚きはしませんが、海の恵みによって生きてきたウミンチュが「カネで海を売る」ことにやりきれない思いです。

 そんな中で3月16日、辺野古海域に隣接する宜野座・金武・石川の3漁協が合同で「辺野古地先海域の米軍専用飛行場建設に反対する漁民大会」を開催しました。ウミンチュにあるまじき名護漁協の動きに黙っていられないと、立ち上がったのです。

 早くも夏を思わせる青空と陽射しのもと、会場の宜野座漁港には色鮮やかな大漁旗がはためき、「宝の海を守ろう」「埋立反対」「ジュゴンは泣いている!」などの横断幕が林立し、ウミンチュの心意気を示しました。

 各漁協の組合長や青年代表、成人代表、漁協職員代表らが壇上に立ち、口々に、埋め立てによる汚染や藻場の消失、潮流の変化が大きな悪影響を及ぼすと語り、主権者として漁場や海を守る権利があると主張しました。青年代表の仲地譲さん(宜野座漁協)は「父の背中を見て、ウミンチュになろうと思った。若い世代が希望を持って漁業ができるため、未来の子どもたちに海を残すため、埋め立てに反対する」と力強く訴えました。

 3漁協の代表は19日、沖縄防衛局を訪ね、「基地建設中止」と「日米地位協定の抜本改定」を求める大会決議文を手交しました。

 宜野座を中心とする隣接ウミンチュは2004〜5年、私たち住民・市民による辺野古海域のボーリング調査阻止海上行動に、自分たちの船を出して駆けつけてくれ、政府にリーフ上埋立案(現在の沿岸案の前の計画)を断念させる大きな力になりました。

 海に境界はなく、埋め立てが行われれば、辺野古周辺だけでなく東海岸一帯の海域生態系が破壊されます。今回、ウミンチュが立ち上がった意味は大きく、私たちに大きな勇気を与えました。


安倍政権の暴挙=埋立申請強行に抗議する!

 3月22日、沖縄防衛局は、名護漁協の合意書が得られたとして、沖縄県知事に対する埋立承認申請を強行提出しました。月末提出か、と報道されていた中での抜き打ち提出に、県民の怒りが噴出しています。オバマ大統領との「約束」を守るためには沖縄の声は一顧だにしない、力ずくで踏み潰してもよいという安倍政権の姿勢を露骨に示したこの暴挙に、稲嶺進・名護市長は「まかりならん!」と怒りを表明し、仲井眞知事は「(建設は)不可能だ」と語りました。

 違法な環境アセスメントに基づいて出された埋立申請は無効であり、知事は埋め立てを不承認とするよう、私たちは求めます。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会