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2012年  10月 8日 「オスプレイ配備の撤回を!」
10月3日、名護市民大会開かれる
  文・写真 浦島悦子
「オスプレイ配備の撤回を!」
10/3 名護市民大会開かれる
 10万人以上の県民が結集して「オスプレイ配備反対」を日米両政府に突きつけた9月9日の県民大会から1ヵ月も経たない10月1日、日米両政府は、島ぐるみの猛反対にもかかわらず、「空飛ぶ棺桶」と悪名高いオスプレイを普天間基地に強行配備した。普天間基地の各ゲートに抗議の声が渦巻く中、6日までに岩国基地に陸揚げされていた12機のオスプレイ全てが沖縄に移駐された。

 配備2日後の10月3日、名護市役所中庭で「オスプレイ配備に反対する名護市民大会」(主催:「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」名護市民実行委員会)が開催され、緊急の呼びかけに応えて集まった1000人余の市民が怒りを共有し、オスプレイ配備撤回に向けた決意を固めた。

 主催者挨拶を行った稲嶺進名護市長(実行委員長)は次のように述べた。

 「9・9県民大会、県民大会実行委員会による東京行動、普天間基地ゲート前での座り込み抗議行動と、県民・市民が声を大にして日米両政府に反対を訴えてきたにもかかわらず、オスプレイが強行配備された。それも、前の晩に電話1本で通告するという血も涙もないやり方だ。憤りを通り越して悲しくなる。

 沖縄県民は日本人ではないのか、日本に民主主義はないのか、という我々の問いかけに、総理大臣も防衛大臣も能面のように表情すら変えない。県議会、県知事、41市町村議会と、保守・革新を越えたオール沖縄の声にも聞く耳を持たない。日本はサンフランシスコ講和条約で沖縄を切り捨てたが、その構造的差別がまたしても、改めて県民を切り捨てた。
主催者挨拶をする稲嶺進名護市長
 
 県民大会で、今日をスタートとして各地域で大会を開き、波状的に行動を起こしていこうと提起されたが、その一番手がこの名護市民大会だ。私は今日、市内各地を回って集会への参加を訴えてきた。もっと大きなたたかいになるよう、今後とも先頭に立ってリードしていく。配備されたものを1日も早く撤回させるまでがんばろう!」

 県民大会実行委員会事務局長の玉城義和氏(名護選出の県議会議員)は「怒りを持続させ 、 
かつて、黒い殺人機と言われたB52の撤去を勝ち取ったように、ウチナーンチュの本当の力を見せつけよう。名護からオスプレイ撤回に向けた大きなうねりを作っていこう!」と呼びかけ、70万人達成をめざす県民署名運動や県民投票も視野に入れることを提案した。

 名護市婦人会の比嘉サダ子会長、名護市老人クラブ連合会の崎浜秀徳副会長の決意表明のあと、若者2人が決意表明。名護高校の又吉朝太郎さんは、「10万3000人が集まった県民大会のあとの強行配備に悲しくなった。今、県民に足りないのは若い人たちの意思表示や団結だ。若者が現実に目を向け、向き合わなければならない。未来のために、反対の意思を示す必要がある。強い意思で『ノー』と言おう!」
決意表明する名護高校の又吉朝太郎さん


 また名桜大学の与古田健伍さんは、「沖縄の県民性は温厚で恥ずかしがり屋と言われるが、思っているだけではなく、しっかり言える環境が必要だ。オスプレイは戦地に兵士や武器・弾薬を運ぶ。守礼の邦・沖縄が人殺しをやっていいのか?(会場から『ダメー!』と声が上がる) 人殺しの手伝いはしたくないと、もっと声を上げよう。悔しさをバネにして、みんなが幸せになれる沖縄を作っていこう!」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。

  多忙を縫って駆けつけた沖縄選出参議院議員の糸数慶子さんの挨拶のあと、名護市区長会の古堅宗正副会長が、オスプレイの配備撤回と普天間基地の閉鎖・撤去を求める「大会決議文」を提案し、満場一致で採択された。
決意表明する名桜大学の与古田健伍さん

 県民の反対を歯牙にもかけない強行配備の裏には、「世界一危険な」普天間基地をオスプレイ配備でさらに危険にすることによって、「一刻も早い移設を」の声を引き出し、辺野古移設を進めようとする日米両政府の意図が透けて見える。名護が再び、三たび、矢面に立たされる日が遠くないことを考えておく必要があるだろう(ほんとうは、もう勘弁して〜〜!と悲鳴を上げたいのだけれど…)
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