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2010年  5月26日 5/28 「辺野古合意」を認めない緊急市民集会のご案内
     5月29日 「辺野古合意」を認めない緊急市民集会で市民の怒りは頂点に!
文・写真 浦島悦子
    6月 4日 稲嶺進名護市長のアピール
写真提供 緊急市民集会実行委員会
 6月 4日 稲嶺進名護市長のアピール
写真提供 緊急市民集会実行委員会
「辺野古合意」を認めない5.28緊急市民集会
<稲嶺進名護市長挨拶>
 みなさん、こんにちは。

 時間から言うと「こんばんは」かもしれませんが、今、夕方の日を暮れさせてはいけないんです。明るいうちにわれわれはみんなの気持ちをひとつにし、確認するためにも、このティーダはいましばらく残しておかないといけない。

 今日、私たちは屈辱の日を迎えた。ほんとうにこういう思いであります。

 昨年の衆議院選挙以来、約8ヶ月間、私たちは期待と希望を持って8月、9月前半を過ごして参りました。しかしそのあと、外務大臣や官房長官、防衛大臣から、県民の民意をまったくないがしろにするような発言が相次ぎました。そのことで私たちは不安な毎日を過ごすはめになりました。その不安を私たちは、微かな望みをもって自分自身に言い聞かせながら耐えて、明るい答えを待ち望んでおりましたけれども、去る5月4日の鳩山総理の来県時の発言で、これまでの不安が失望にうち変わりました。

 いったい何だったのか。県民一人ひとりがそう実感し、そして、今日は新たに合同発表という日を迎え、私たちの思い、心はもう、怒り頂点であります(会場「そうだ!」)。今、爆発の状況にあります。沖縄はまたしても切り捨てられた。そんな思いがする今日の日であります。

 この合同発表は地元への説明もなく、市民・県民の民意を無視、ないがしろにし、地元の頭越しにこのようなことが行なわれている。まったく許されるものではない(会場「そうだ!」)。これは地方自治に対する侵害であり暴挙であります。地方主権などという資格はもってのほかです。この合同発表は、私たちの思いや地元を無視したばかりでなく、3党連立政権の合意も閣議決定もなく、民主主義を否定する蛮行であります。まったく許されざる行為であります(会場「そうだ!」)。この国に民主主義はあるんですか、みなさん!

 わたくし稲嶺進は、この普天間移設問題に終止符を打つ、決着をつける、そういう約束をして選挙に臨み、それをみなさんの支持によって当選を勝ち得たんです。それは13年前の市民投票と答えを一つにするものであり、市民の民意を改めて示した答えであります(会場「そうだ!」)。それは名護市民が自ら導き出した答えなんです(会場「その通り!」)。

 そして、これまでがんばってきた辺野古のおじぃ・おばぁたちに、これ以上あんな思いをさせたくない、早く解放してあげたい、このことが私たちみんなの思いではなかったですか、みなさん!(会場「そうだ!」)

 終止符を打ちたいと言ったにもかかわらず、また基地問題に翻弄される、あるいは市民の心を二分する、こんな状況が続くならば、私たちは、未来に向かって新しい名護市、豊かな名護市のまちづくりをやっていくことはとうてい望めません。早くこのことから脱却し、私たちが思う、願いを一つにするまちづくりに早く手を着けなければなりません(会場「そうだ!」)。

 今日もたくさんのメディアの方がいらっしゃいますけれども、今のように、こんな基地の街で、こんな不名誉なことで日本一にはなりたくありません!(会場「そうだ!」)

 われわれが今たたかっているこのたたかい、これに勝利することが真の地方自治、地方主権、そして日本に民主主義を取り戻すたたかいである、そのことを確信し、私たちはこの場からまた、たたかいを始めましょう!(会場、指笛)

 名護市に新しい基地はいらない! 名護市辺野古移設は断固反対しよう! 辺野古合意撤回までがんばろう!(会場「おう!!」)

 この思いを今日お集まりの皆さんで確認し、この思いを名護市全部に広げ、さらに沖縄県全域に広げ、日本政府に対して叩きつけていきましょう! そのことを今日はみんなで確認したいと思います。

 ほんとうに雨の中、ご苦労さんです。みなさんが健康でないとこのたたかいは続けられません。みなさん、健康に気を付けられて、最後までたたかう姿勢と意思を示していきましょう! 

 今日はほんとうにご苦労さんです。みんなでともにがんばりましょう!(会場、指笛。拍手)

 ありがとうございました。

 5月29日 「辺野古合意」を認めない緊急市民集会で市民の怒りは頂点に!
文・写真 浦島悦子
会 次 第
司会 神山正樹(市議会議員)

(1)開会宣言 比嘉祐一(市議会議員)

(2)名護市長あいさつ 名護市長 稲嶺 進

(3)決意表明

 ☆若者代表 坂井 満(嘉陽区)
 ☆婦人代表 具志堅千鶴子(東江区)
 ☆婦人代表 當山佐代子(辺野古区)
 ☆地元代表 嘉陽宗義(辺野古区)
 ☆地元代表 比嘉盛順(辺野古区)
 ☆二見以北10区代表 渡具知武清・智佳子(瀬嵩区)
 ☆連帯メッセージ紹介 県議会議員 玉城義和他

(4)アピール文提案・採択

(5)ガンバロー三唱 屋比久稔(市議会議員)

閉会
 日米両政府が共同声明で「米軍普天間飛行場の辺野古移設」を発表した5月28日の夕刻、名護市民会館中庭で「辺野古合意」を認めない緊急市民集会が行なわれ、悪天候にもかかわらず、傘をさし、合羽を着た1200人の市民が中庭を埋めました。

 集会の冒頭で主催者挨拶に立った稲嶺進市長は「皆さん、こんにちわ。本来なら、こんばんわ、の時間だが、まだティーダ(太陽)を残しておかなくてはならない」と切り出し、「今日、私たちは屈辱の日を迎えました」と声を振り絞りました。いつも穏やかでにこやかな市長が、いつになく激しい口調で、「怒りは頂点に達し、爆発している」「沖縄はまた切り捨てられた」「この国に民主主義はあるのか!」と、無念の思いを発すると、その一つひとつの言葉に「そうだ!」と市民が唱和します。

 壇上に立つ市長の合羽からしたたり落ちる雨滴が涙に見えたのは私だけでしょうか(市長の挨拶全文は後日、掲載予定です)。

 市長の挨拶のあと、辺野古をはじめ市内各地の代表が決意表明を行ない、二見以北十区からは渡具知さん一家5人が壇上に立ちました。(渡具知武清さんと武龍君のアピールはこちらで
十区の会の幟
挨拶する稲嶺進市長
雨の中、「怒、怒…」が渦巻く集会の様子
「政府からの感謝状より、子や孫からありがとうと言われたい」と語る辺野古の嘉陽宗義おじぃ
渡具知一家。武清さんが決意表明。
武龍くんも堂々と意見を述べた。
みんなで「がんばろう!!」

「辺野古合意」を認めない
緊急市民集会アピール
 本日、発表された日米合意は、民意を無視した合意であり、県外移設を求める名護市民及び県民の意志に沿うものではない。

 名護市や沖縄県の同意なく、強行に日米の合意がなされた事実は、歴史的に見ても地方自治の侵害であり、民主主義の冒涜である。

 国土のわずか0.6%の沖縄に在沖米軍専用施設の74%の負担を65年も強いたうえ、さらに新たな基地を押し付け ようとする「辺野古合意」は「沖縄差別」そのものである。

 日米安保条約に沖縄に基地を置くという条文はない。

 沖縄の米軍基地が、わが国の安全保障のうえで、あるいはアジア及び世界の平和の維持のために不可欠であるというのであれば、基地の負担は日本国民が等しく受けるべきものである。

 したがって、私たち名護市民は真の地域自治、国民主権、民主主義を取り戻すため、この「辺野古合意」を断じて認めることはできない。

 私たち名護市民は、名護市に新たな基地はいらない。
 私たち名護市民は、名護市辺野古への移設に断固反対する。
 私たち名護市民は、「辺野古合意」の撤回を強く求める。
平成22年5月28日(金)
「辺野古合意」を認めない緊急市民集会実行委員会

 5月26日 5/28 「辺野古合意」を認めない緊急市民集会のご案内
この日、那覇でも

日米合意を糾弾し、辺野古新基地建設を許さない5・28県民集会』

が開かれます。

場所:県庁前広場
主催:基地の県内移設に反対する県民会議

名護、那覇、いずれでもかまいませんので、是非、ご参加下さい。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会