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2009年  9月24日 辺野古アセス訴訟 第1回口頭弁論のご報告
  文・写真 浦島 悦子
辺野古アセス訴訟
第1回口頭弁論が開かれました
 このホームページでも呼びかけ、多くの方々に原告になっていただいた辺野古・違法アセス訴訟の第1回口頭弁論が10月21日、那覇地裁で行われました。

 午前11時からの開廷に先立って地裁前で行われた事前集会には約100人が参加。344人の第1次原告に加え、前日の20日、新たに278人が追加提訴し、原告数が622人になったことが報告されました。

 法廷ではまず、原告2人=安次富浩さん(原告団長/ヘリ基地反対協代表委員)、東恩納琢磨さん(十区の会/ジュゴン保護基金委員会事務局長)の意見陳述と、弁護団による訴状の説明が1時間近くにわたって行われました。

 安次富さんは、沖縄戦から米軍占領、復帰後も続く植民地的支配、アセスの違法性を指摘し「平和的生存権の確立」を訴えました。東恩納さんは、生まれ育った地元の海が開発によって破壊されてきたこと、アセスは自然環境や生活環境を守るためにあると訴え、裁判所は原告の思いをしっかり受け止めて判決を下して欲しいと要望しました。

(*2人の意見陳述全文が、ヘリ基地反対協議会のホームページにアップされていますので、ぜひご覧ください。東恩納さんの意見はたいへん胸を打つものでした。)

 次に、20人以上が席をぎっしりと埋めた原告弁護団から若手弁護士3人が交替で訴状を説明。アセス手続きのやり直しと損害賠償を求める根拠を述べました。

 これに対して被告の国(防衛省)がどんな反論をするのか、傍聴席から(私も原告の1人ですが、弁護団が多数なので原告席には5人しか座れませんでした)固唾を呑んで見守っていると、「(アセスに)意見を言うのは個人の権利ではないので、損害賠償の対象にはならない」との一言だけ。意見陳述は国民一般の役割として期待されているだけで、個人の権利ではないというのです。時間にして1分足らず。唖然としているうちに次の日程の協議になり、閉廷。

 「国民一般ってどんな人だろうね」と互いに首を傾げながら法廷をあとにしました。原告側弁護団に負けじとばかり数を揃えた国側弁護団が、税金で雇われていると思うと腹立たしい思いです。

 国側は、アセスのやり直しについても訴えの却下を求めていますが、原告側弁護団は、今後、訴状の内容=アセスの違法性を一つひとつ問い質していくことにしています。次回の公判は12月25日(金)午前11時〜です。

(*ちなみに、この訴訟を指揮する田中健治裁判長は、泡瀬干潟埋立訴訟で公金支出差し止めの判決を下した環境派裁判官です。)
第1回口頭弁論事前集会
事前集会で挨拶する東恩納琢磨さん(このあと法廷で意見陳述を行いました)
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会