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2009年  8月23日 辺野古・違法アセス訴訟 344人で提訴
辺野古・違法アセス訴訟 344人で提訴しました
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 「新基地建設を阻止しよう!」「違法アセス糾弾!」。那覇地裁前にシュプレヒコールが響きます。8月19日、米軍普天間飛行場代替施設(辺野古新基地)建設に関する環境影響評価(アセス)手続きのやり直しと損害賠償を国に求める訴訟(「辺野古・違法アセス訴訟」)が那覇地裁に提訴されました。

 このホームページでも参加を呼びかけてきた原告の数は、県内外を含め344人。当初目標の200人を大きくうわまわり、この問題に対する関心の高さ、裁判への期待の大きさを示しています。訴訟は2つの柱から組み立てられており、344人のうち手続きのやり直しを求める原告は、専門家や研究者、地元住民など27人。また、意見を言う権利を侵害された損害賠償については344人の原告全員で求めています。

 提訴に先立って那覇地裁前で行われた事前集会で原告団長の安次富浩さん(ヘリ基地反対協代表委員)は、「私たちはこれまで、国と対峙する中で現状を変えてきた。今回、でたらめなアセスを許すわけにはいかないと、初めてのたたかいに挑んだ。必ず勝利して基地建設を止めていこう」と呼びかけました。
原告団長の安次富浩さん
 また、41人に達した弁護団の団長に就任した三宅俊司弁護士は、「沖縄に基地を押しつけている本土の人間の責任として引き受けた。アセス法を形骸化させ、実質的な改悪となる悪い前例を沖縄で作らせてはいけない。緻密で高度な中身の濃い裁判になるだろう。弁護団のうち半数以上が県内若手弁護士だ。新しい裁判が新しい弁護士によって行われようとしている意義は大きい」と述べました。
弁護団長の三宅俊司弁護士
 提訴後の記者会見で三宅弁護団長および弁護団事務局長の金高望弁護士は、今回の訴訟に至る経過と意義を次のように説明しました。

 「辺野古アセスは、その手続きの当初からアセスの専門家をはじめ多くの市民から違法性や問題点が指摘され、なぜ裁判に訴えられないのかと何度も言われてきた。もともとがザル法と言われるアセス法にさえ反したことを防衛局はやっているが、手続き法であるアセス法そのものによってやり直しを求めることはできない。その限界を打ち破ろうと努力し、今回、行政事件訴訟法を根拠に、全国初の訴訟を起こすことになった。

 これまで、事業の許認可が出てからアセス手続きの不備を問う取消訴訟や、公金支出の差し止めを求める住民訴訟はあったが、進行中のアセスに対する訴訟は初めての取り組みだ。難しい裁判だが、『何でもあり』にさせないために、おかしいことは正面からおかしいと訴えていく。やりながら考え、よい前例を作っていきたい。

 アセス法が施行されて10年、見直しの論議が始まっている。環境省は微修正でお茶を濁そうとしているが、この訴訟によって現状に一石を投じ、アセス法の見直しにいい影響を与えていきたい」

 原告への参加申し込み・委任状は現在も届いており、400人に達する勢いとのこと。訴訟団では追加提訴を予定しており、今後も参加申し込みを受け付けています。
裁判の勝利をめざしてシュプレヒコール
(8月19日、那覇地裁前での事前集会)
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会