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2009年  6月29日 違法な環境調査の中止を防衛局に要請
   浦島悦子 
   写真 浦島悦子 東恩納琢磨
違法な環境調査の中止を防衛局に要請
防衛局はしどろもどろ
 6月29日、ヘリ基地反対協議会は沖縄防衛局(嘉手納町)に対し、「環境影響評価法に基づかぬ違法な環境調査の中止を求める要請」を行いました。アセス準備書の提出後、現在も継続中の辺野古・大浦湾海域での環境調査はアセス法違反であり、ジュゴンを追い出すことになるので中止すべきだ、という内容です。

 交渉には、名護から反対協のメンバー、中南部の支援者らを含め約20人が参加(十区の会からは東恩納、浦島が参加しました)。対する防衛局側は、上谷さんという課長補佐(何課かはわかりませんでした)をはじめ若手職員(きっとエリート官僚の卵なんでしょうね)が5人。

 反対協代表委員の安次富浩さんが読み上げた要請書に対して、防衛局側は「現在やっている調査は、準備書を作るための環境調査とは目的も根拠法もちがう。アセス法に基づくものではなく、防衛省の所掌事務の範囲である。今後の(アセス法に定められた)事後調査・環境監視調査に資するためにデータを蓄積している。今後も継続していく」と回答。
要請に対応する防衛局側
 以下、やりとりを簡単に要約すると――

@アセスの調査と同じ会社がやっており、契約名も「環境現況追加調査」となっている。明らかにアセスの調査を準備書提出後にやっており、違法だ。

 −防衛局:契約名はそうだが、所掌事務だ。


@準備書のために1年間やった調査とまったく同じ内容の調査を同じ手法で、あと1年やることになっている。なぜ、2年間やってから準備書を出さなかったのか。

 -防衛局:調査の中身は同じでも目的が違う。あくまで事後調査に資するためだ。


@事後調査はアセス法に基づくものだ。それに資する調査ならアセス法の範囲ではないか。

 −防衛局:……


@1年では調査が不充分だったということか。

 −防衛局:方法書に対して知事から複数年調査を求められたので…


@追加調査で準備書と違う結果が出たらどうするのか。準備書では辺野古にはジュゴンはいないと言っているが、もし見つかったらどうするのか。

 −防衛局:まだ結果が出ていないので言えない。


@ジュゴンが見つかったら発表するのか。

@最初からやり直すのか。

 −防衛局:大きな違いが出るとは考えていない。


@ジュゴンを追い出す調査だということについてどう認識しているのか。

 −防衛局:追い出すという認識はない。同様の調査を行っている嘉陽にはジュゴンがいる。


@以前は辺野古沖にもジュゴンはいた。なぜいなくなったのか、その原因がわかっているのか。

 −防衛局:……原因は特定しかねる。はっきりわからない…


@原因がわからなければどうやって保全するのか。

 −防衛局:……


@原因が特定できないのに準備書を出したということだ。


 防衛局側は終始しどろもどろで、上谷さんの顔は赤くなったり青くなったり。午後4時からの交渉だったため、5時で担当事務官より打ち切り宣言。私たちの申し入れへの対応を、防衛局は常に閉庁前に設定します。1時間以上は対応しないぞ、ということでしょう。

 とうてい納得できない私たちは、再度の交渉を要請して防衛局を後にしました。
言葉に詰まり、シブイ顔の上谷さん
交渉を終えて防衛局玄関で。
東恩納琢磨さんが撮ったので、彼は写っていません。
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会