ホーム もどる
2008年  7月 4日 東村高江 座り込み1周年集会
  写真・文 浦島 悦子
 やんばる(沖縄島北部)の森に新設されようとしている米軍ヘリパッドに反対している地元住民組織・ヘリパッドいらない住民の会が6月29日、「高江座り込み1周年報告会」を開いた。

 会場の東村農民研修施設は、ちょうど1年前、緊張と不安に満ちた着工直前の集会が行われた同じ場所だ。3〜6月の工事休止期間(地球上でやんばるの森だけに生息する絶滅危惧種・ノグチゲラの繁殖期に当るため)が終了し、7月から工事が再開されるという緊張はありつつも、今回の集会には、1年間の座り込みを通して得た自信と余裕が感じられた。高江区住民を中心に、全県・全国から駆けつける人々によるゲート前での座り込み、全国に広がった支援の世論によって、沖縄防衛局の工事は大幅な遅れを余儀なくされている。

 高江区を含む東村住民、チャーターバスに乗り合わせて来た那覇・南部の人々、この日に合わせてわざわざ来沖した県外からの参加者など、立ち見も出る350人が見守る中、高江の現状を映像化したDVDが上映され、1年間の座り込みを担った、年齢も立場もさまざまな13人が、リレートークでそれぞれの思いを語った。

 那覇周辺在住者の支援組織である那覇ブロッコリーの本永貴子さんは「150人の高江の人たちの思いを届けなければ、沖縄の声を日本に届けることはできない」と語り、車やテントで寝泊まりしながらゲートを守り続けている佐久間さんは「人の力で、人の言葉で勝つ」ときっぱり。合意してないプロジェクトの盛岡さんが「来年は(勝って)この集会がないようにしたい」と言うと、大きな拍手が起った。

 沖縄の若手ミュージシャン・カクマカシャカと知花竜海さんのライブで盛り上がり、ちょっと年配のバナナハウスうたごえ友の会の歌に合わせてみんなで歌った。

 ヘリパッド反対署名が2万4000余筆集まり、日本政府に届けたことが報告され、住民の会共同代表の安次嶺現達さんは「この計画が現実のものになれば高江の集落は消えてしまう。しかし、みんなの力を合わせれば必ず止められる」と呼びかけた。

 沖縄防衛局は7月1日朝から早速、工事を再開しようとしたが、座り込んでいた住民・支援者らがこれを止めた。防衛局が工事用ゲートを増設したため、より多くの座り込み人数が必要となっており、住民の会では参加を呼びかけている。   
みなさん! 10区の会がめげないよう、 応援をおねがいします。
郵便振替 01730-9-9673 ヘリ基地いらない二見以北10区の会