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7月23日、日曜日。瀬嵩の国道沿いで10区のおばぁたちが恒例の「朝市」を開いています。沖縄戦を体験したおばぁたちは、子や孫にあんな思いはさせたくないと、基地には絶対反対です。基地に頼らなくても生きていけることを示そうと始めた毎週末の「朝市」は、もう6年を超えました。 |
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瀬嵩から北に車で5分。御殿のように立派な赤瓦の建物が見えてきます。最近、落成した三原地区会館です。防衛庁予算で次々に建てられる新しい公民館がほんとうに地域のためになるんでしょうか…。 |
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さらに北上すると嘉陽の海岸に出ます。沖縄本島でも数少なくなった美しい自然海岸です。右側の三角形の岩は「キョウ」と呼ばれる聖地。ニライカナイの神々が集落を訪れる際、足掛かりにする岩だと言われています。 |
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浜へ通じる小道。緑のトンネルが気持ちいい。 |
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今日は嘉陽の綱引き。拝所での御願のあと、集落内で歌や踊りをするのは神々への奉納の意味があるのです。 |
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集落から、綱引きの舞台である浜へ向かいます。 |
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浜にはすでに、朝からみんなで綯った綱が置かれていました。 |
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海に向かってホラ貝を吹き、太鼓を叩きます。 |
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雄綱と雌綱を持ち上げてつなぎます。
この後いよいよ綱引きが始まりました。その様子を撮影するつもりだったのに、「人数が足りないから、あんたも引きなさい」と言われ、カメラを置いて加わったため、写真は撮れなかったのです。
私の加勢した西側は負けたけど、東が勝つと豊作になるのだそうです。喜んでもらえて、よかった!! |
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7月31日、二見にある「パーラーふたみ」の入口に見事なサクラランの花を発見。平日は夕方から営業なので、店主の照屋さんは不在でしたが、勝手に鑑賞させていただきました。 |
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照屋さんが丹誠込めて育てたことが、聞かなくてもわかります。 |
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7月29日と8月5日、土曜日の早朝7時から辺野古の浜の清掃をしました。陽が上がらないうちでないと、暑さに参ってしまうからです。台風の波が打ち上げた夥しい海藻草にビニールやプラスチックゴミなども混じっています。15〜20人くらいの2回でほぼきれいになりました。
朝からみんなで汗を流し、しかも浜がきれいになるのは、とてもいい気分でした。去年の今頃は、この浜から海に出て、ボーリング調査を強行しようとする那覇防衛施設局と攻防を続けていたんだなぁと思うと、感慨深いです。 |
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キャンプ・シュワブとの境界の有刺鉄線に結ばれた平和のリボンも、台風でボロボロ。 |
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新しいリボンを結び直します。
有刺鉄線がなくなる日にむけて。 |
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