<ご報告> |
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新沿岸案合意撤回を求めて助役と交渉しました |
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改めて市長との面談を求めます |
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4月20日、10区の会では独自に、新沿岸案の合意撤回を求めて名護市との交渉を行いました。私たちは島袋市長との面談を要請していましたが、どうしても日程がとれないということで(市長は政府との合意以来、やましい気持ちがあるのか、ずっと逃げ続けています)末松助役が出席しました。
助役が「合意撤回する意思はない」と断言したので、「世論調査によれば名護市民の90%近くが新沿岸案に反対しているのをどう思うか」と尋ねると、「理解できない」との答え。市民を理解できない人は、市のトップに立つべきではありませんね。
私たちが合意撤回要請と同時に出した3つの質問に対する助役の答は以下の通りです。 |
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@ 二見以北10区を「新沿岸案」の地元として認めるか |
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→<答>
計画の内容が不明なので、今後検討していきたい |
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A 前市長時代から要請してきた二見以北での住民説明会を行うつもりがあるか |
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→<答>
具体的内容が決まっていないので、説明する段階ではない |
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B 普天間基地の実態を知っているか。その被害が名護市民に降りかかってくることをどう思うか |
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→助役はしどろもどろで、実態を全然知らず、調査もしていないことがはっきりしました。実態も知らずに受け入れ、地元住民・市民に被害を押しつける市の態度に怒り、「10区に住んでください」という悲痛な訴えに、助役は一言も返せませんでした。 |
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私たちは、いずれの答にも納得できず、また、新沿岸案によって直撃される地元住民として、それを政府と合意した市長自らが私たちと会って説明すべきだと考え、この日の助役交渉の中で、「市長との面談を求める要請」を改めて文書で行いました。 |
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2006年4月20日 |
名護市長・島袋吉和 様 |
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ヘリ基地いらない二見以北10区の会
(共同代表・渡具知智佳子/浦島悦子) |
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市長との面談を求める要請 |
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当会は岸本前市長の時代から、二見以北の地元住民に何らの説明も行われないまま、基地建設に向けた動きが進んでいくことに納得できず、地域住民の三分の二の署名を添えた地元説明会の要請や、80日間に及ぶ市長への「平和のプレゼント行動」など、様々な形で市長との面談を求め続けてきましたが、市長は私たちとの面談をすべて拒否してきた経過があります。
本日、私たちの要請に末松助役が対応してくださいますが、私たちは、今回の新沿岸案によって直撃される地元住民として、それを政府と合意した島袋市長自らが私たちに説明する義務があると考えており、市長との面談を改めて強く要請いたします。 |
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